今回の旅は仕事休んで初夏を思わせる好天の中、
倉渕から二度上峠を越えて浅間山を見た後、志賀草津道路をゆっくりと味わい
小布施で温泉に浸かり高速で一気に帰宅するという旅であった。
また、新しく購入したペアスロープの夏用グローブを試すという目的もあったのだ。
走行距離530Km
5月31日(水) 晴れ
今日は良い天気である、もちろん好天を知っていたからこそ、無理に仕事を休んでの旅なのだ。
まあ、気の向くままに走ってみるかと思いながら8時にスタートとなった。
目指すは志賀草津道路である。
なぜ、志賀草津道路なのか。
この道は昨年の夏に野沢温泉へ行ったときにも通っているのだが、
走るのが精一杯で景色は殆ど目に入っていなかったのだ。
その為に、皆さんがよく立ち寄る渋峠の日本国道最高地点を見過ごしてしまっていたのである。
日本国道2番目の地点である麦草峠はしっかりと見ているので、
なんとか、この目で見ておきたいという願望と、
ねっぺさんご推薦の倉渕から二度上峠を越える長野原倉渕線も走ってみたかったのである。
いつもどおりに外環道三郷南から進入して、特に渋滞もなく一気に関越三芳PAに到着。
休み必要もないので給油だけして高崎ICへと向かう。
前回5月3日はGWの後半の入りでもあったので赤城の先まで渋滞していたのを思い出したが、
今日は平日ということもあり終始気持ち良くな流れていたのだった。
高崎ICからR406へ抜けるまでとR406で倉渕までの道のりはそれなりに車が多く、
我慢のしどころでもあったが、倉渕から県道54号(長野原倉渕線)に入ってからは
車も無くなりRTは元気いっぱいで駆け抜けるのであった。
新しく購入したペアスロープの夏用グローブMG-22。
一つ一つ四国の職人さんが作った拘りの品である。
通常使っているキップグローブ程のしなやかさはないものの使い込めば馴染むに違いない。
それに、このパンチから風が進入してとても涼しいのだ。
長野原倉渕線の途中でノンビリ休憩!!
緑がトテモ綺麗なのだ。
二度上峠にて。
二度上峠から榛名山を望む。
二度上峠の反対側には雄大な浅間山が。
浅間山をバックに記念撮影。
天気が良く最高だ。
北軽井沢からR146で上野原へ出てR292で草津へ向かう。
丁度お昼となり、お腹も空いてので前回立ち寄った六文銭で美味しいおそばを頂いたのだ。
これが今日のお昼、六文銭の天ざる\1260である。
昨年は白根そばを食べたが今回は王道天ざるである。
蕎麦は極上、てんぷらもからっと揚がってトテモ美味い!!
満足、満足!!
さて腹ごしらえも済んだので気合を入れて志賀草津道路へと向かう。
白根山を過ぎたパーキングにて。
まだ、至る所に残雪が。
下界では30度だった気温もここでは14度と肌寒い。
同じくパーキングにて。上ってきた方向。
またまた、同じパーキングにて進行方向。
雪の回廊もすっかり解けてきた。
やっとお目当ての渋峠、日本国道最高地点に到着。
感無量である。
しかし涼しいを越して寒い。気温は13度となった。
ちなみに2番目は麦草峠であるが3番目は何処だろう???
渋峠を過ぎれば後は志賀高原に下るのみ。
ヘアピンの連続であるが、この辺りはトテモ気持ちよく旋回できるのである。
なぜなら足元も凍る様な崖ではないからなのだ。
志賀草津道路も、磐梯吾妻スカイラインもAngleは大の苦手である。
気持ちよく丸池まで下りたところでしばし休憩。
その昔、志賀高原にはスキーで何回も来た事がある。
この丸池スキー場も滑った記憶があるが、
丸池を見るのは初めてなのだ。
スキーでしか来ていないので当たり前と言えばそれまでであるが。
トテモ静かで気持ちが良い場所である。
その名のとおり丸池である。
冬のスキーも良いが夏場もひっそりとして落ち着ける場所なのだ!!
丸池から下ったところにあった志賀名水公園。
綺麗な湧き水が流れているのだ。
さて、今回の旅の仕上げは信州中野から須坂に向かう途中にある小布施で穴観音の湯に立ち寄ってみたのだ。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム塩化物高温泉の100%天然温泉と書いてあった。
確かに匂いを嗅いだだけで直ぐに分かる。
それに温泉の色は時間と共に変化するらしい。
Angleが入った内風呂はコバルトブルーであった。
露天風呂。流石に平日なのでガラガラである。
この湯に浸かれば疲れも癒されるのである。
露天風呂から長野方面の眺め。
微かに見えるのは戸隠山??
穴観音の湯。エレベータで上がるのだ。
正面の囲いがあるところが露天風呂である。
穴観音の湯の情報はこちらから。
温泉に浸かって疲れも癒えたので、最後は須坂長野東ICより250kmの道のりを一気に走って帰宅となった。
今回の旅で思ったのは、やはり平日は何処も彼処も空いていて、
ゆっくりと楽しむ事ができるということ。
毎回、平日に走れる人が羨ましい!!
仕事の都合もあるのでなかなか実行はできないが、
是非、空いた場所で気の向くまま、のんびりと過ごしたいものである。
それから、RTは最高の旅の伴侶だと思う。
530キロの道のりも疲れを感じさせることなく余裕で走る事ができるのだから。